中原家は代々農業を営む家柄でした。

しかし、この農業は、ただ受け継いだものではありませんでした。
自分たちの手でつくってきたものです。
戦後、畑で水田と同じ収益を実現できないか。
そう考えた一人の農家が、スイカ栽培を始めました。
連作障害、輪作、接木。
試行錯誤を重ねながら、その技術は地域に広がっていきました。

その土地には、先祖が植えた杉と椋がありました。
長い年月をかけて育った木です。
それから時代は流れ、
耕作放棄地を切り拓き、道をつくり、
その木で、ひとつの家が建ちました。

受け継いだのは、土地ではなく、営みです。
そして今も、この場所で、実り続けています。


完璧じゃない。でも、手は抜かない。
自分に厳しく、スイカは甘く。あの頃のまま。
1948年から続くスイカ栽培。その試行錯誤が、今も続いています。
低農薬、化学肥料不使用。派手ではないやり方で、ちゃんと作っています。
特別なことはしていません。ただ、手は抜かない。それだけです。
実際にスイカを食べたお客様からいただいたメッセージです



竹藪だった土地を切り開き、
我が家の杉と椋、そして小国杉で建てました。
このログハウスは、
もともと竹藪だった耕作放棄地に建てられました。


藪を切り開き、道をつくり、
先祖が植えた杉と椋を使って建てた家です。



与えられた場所ではなく、
つくってきた場所にあります。
熊本県山鹿市
農園敷地内
IN 15:00 / OUT 10:00
ゆったり滞在
収穫体験も可能
季節の野菜やスイカ
BBQ設備あり
炭・コンロ完備





小さな畑から始まった、家族の物語。
戦前
長十の代、麦の栽培と養蚕を営む。
1948
二(わかつ)、一子(かずこ)とともにスイカ栽培を開始。畑で水田と同じ収益を目指し、試行錯誤が始まる。
1950年代
輪作による栽培を確立。地域でいち早く自家用車を導入し、流通の可能性を広げる。
1956
接木技術を導入。収量・品質ともに向上し、地域への普及を提言。スイカ栽培が周辺地域へ広がる。
2011
由子(よしこ)、アスパラガス栽培を開始。
2010年代
文政(ぶんせい)、耕作放棄地を取得。竹藪を切り開き、道をつくり、果樹を植える。
2022
文政・功寛(かつもと)共同代表として法人化。
2023
先祖が植えた杉を使い、ログハウス完成。
現在
昔ながらの農業を続けながら、次の農業へ、一歩ずつ進んでいる。

CULTIVATION
目の前の課題に、ちゃんと向き合う。
CRAFTSMANSHIP
工夫して、価値を生み出す。
CROSSOVER
違いを受け入れ、ちゃんと選ぶ。
CROSS-BORDER
世界を見て、ここでつくる。
CHILDHOOD
楽しむことを、忘れない。
CULTIVATION、CRAFTSMANSHIP、CROSSOVER、CROSS-BORDER、CHILDHOOD——
5つの考え方が重なり、ひとつの花のように広がっていく。